
どうもmr.stockです。
インターネットの普及で米国株投資がより手頃になり、米国株投資を始める人が増えています。
大半の日本人はドルを保有していないでしょうから、米国株投資を始めるときは円をドルに両替しなければなりません。
その際両替時のレートが適用されますが、両替を行うことで為替リスクが発生します。
今回は米国株投資と為替リスクについての考え方を皆さんにシェアしたいと思います。
為替リスクとは?
まず、為替リスクについてまだよくわかっていない人のために説明したいと思います。
例えばあなたが米国株投資をする際に、円貨決済か外貨決済かをほとんどの場合選択できるかと思います。
円貨決済は円を購入時のレートでドルに両替して購入することです。
外貨決済は元々ドルを保有している人がドルで米国株を購入することです。
ほとんどの場合は円貨決済となるでしょうから、もしあなたが1ドル=100円の時に1000株購入するとあなたの保有する米国株の価値は10万円となります。
しかし、売却時に同じ株価で1ドル=90円ならどうなるでしょうか?
あなたの保有する米国株の価値は9万円に目減りしていることになります。
これが為替リスクと言われるものです。
できるだけ円高の時に米国株は購入した方が得と言えますね。
為替リスクは米国株投資を行う上で必ず出てくる問題なのです。
米国株購入時に円高を待つべきなのか?
では次に米国株投資をする際に為替リスクをできるだけ抑えるために、円高になるまで待つべきなのかどうかという問題についてお話します。
結論から申しますと、気にする必要はありません。
米国株投資を始める条件として、心得て頂きたいのは長期投資でなければ稼ぎにくいということです。
なぜなら、米国株投資では、まだまだデイトレードなどの環境が整っていないためです。
手数料なども割高ですから、中長期投資で考えなければなりません。
おおくの場合、米国株投資ではリスク軽減や長期的な保有の為に積立投資を選ぶことになるでしょう。
ここでいう積立投資とは月々以外に1年ごとのまとまった金額の積立も指します。
そのため、為替リスクはドルコスト平均法によって平均値を取ることができますからそこまで気にする必要はありません。
米国株は非常に強い相場を持っているため、為替リスクよりも機会損失のほうがよっぽど怖いものです。
円高になるのを待ちすぎて株価の上昇を捉えられないのはもったいないですからね。
米国株投資をする際に為替リスクを気にする人が多いために、米国株投資を始めない人もいるかと思います。
しかし、米国株の強さを見くびってはいけません。
日本株よりも圧倒的な強さがありますから、為替リスクを気にするよりも米国株投資を始めたほうがリターンは大きいことでしょう。
積立金額を変えて為替リスクを撃退せよ
ではさらに心配性の人向けに具体的な米国株投資の為替リスク撃退法について話しましょう。
米国株投資では円高になればなるほど得することは冒頭で話しましたが、例えばあなたがドル高の時に株を購入してしまったとします。
次の月(又は年)にはドル安になっているのならば、積立金額を先月(又は昨年)よりも多くすれば良いのです。
あくまで投資はし続けることで機会損失を減らし、為替リスクは積みたて金額変更によって調整すればいい。
そう考えると米国株投資のハードルはうんと下がるはずです。
このシンプルな方法を用いれば、より強い市場で勝負できますからみなさんも米国株投資を実践してみてくださいね。