
どうもmr.stockです。
G20盛り上がってますね!大阪は交通規制が半端なかったみたいです。
今回一番注目されたのは米中首脳会談です。
G20で貿易戦争に何か進展があるのではないかと期待が膨らんでいました。
今回は米中協議の再開という形で合意したと報道されましたが、まだまだこの問題は尾が長いかと思います。
今回はその理由をシェアできればと思います。
米中貿易協議再開で進展は?
さて、まず米中が貿易協議を再開することで合意をしましたが、果たしてこれで解決といえるのでしょうか?
いいえ全く解決していませんよね。
この合意はただ振出しに戻っただけです。
直接面と向かって話したわけですから、貿易協議の再開はお互いに誘導しやすかったのだと思います。
中国は追加関税を全面廃止してほしいし、米国は自国の世界的な位置を守ろうとしています。
この段階でかなり長い戦いになることが予想されるでしょう。
G20では米中貿易協議の再開で楽観視されていますが、まだまだ米中の溝は深いものとなっています。
これからさらに深まることが予想されますから、楽観視するのはまだまだ早いでしょう。
僕としては米国が追加関税全面廃止はないものとみています。
そんなことをすれば米国は中国にシェアを奪われてしまいますから。
トランプ大統領が負けを認めるようなものです。
トランプ大統領の性格上そんなことはあり得ないと思っています。
何かしら、中国の企業を弱体化する政策をしてくることでしょう。
中国は米国を超えたい
トランプ大統領は自国の立ち位置を守ろうとしていますが、習近平国家主席は中国が米国を超えることを夢見ていることでしょう。
しかし、現状は米国が有利な状態ですから歯がゆい気持ちになっていることでしょう。
米国に押さえつけられる中国としては、何としてでもこの状態を打開したいでしょうから、中国が米国の条件を丸呑みするとは思えません。
米国は米国が有利になるような条件を提示してくるでしょうから、中国側もそれを黙って飲み込むことはできないでしょう。
中国には僕もたくさん行きましたが、アメリカ人よりも主張の強い国民性があります。
プライドが高いといってもいいでしょう。
そんなことをまじかで見てきていますから、中国側が米国の有利な条件を飲み込むことはまずないのではないかとmr.stockは予想しているわけです。
米国がどうというよりもG20で合意した貿易協議再開後の中国の反応が今後を決めることでしょう。
日米安保条約にも言及
トランプ大統領はG20後に日米安保条約にも言及したことをご存知でしょうか?
トランプ大統領の主張は日本が攻撃されたときに米国は助けるのに、米国が攻撃された時には日本は助ける義務はないのは不公平だと言うことを述べています。
このことから完全にトランプ大統領は冷戦化させようとしてるんだなと感じました。
なぜなら、日本に米国を助ける義務を追わせることで、他国に対して圧力がかけやすくなるからです。
仲間をどんどん増やしていくやり方は冷戦の時と同じですね。
昔の冷戦は多額の援助で仲間にしていましたが、トランプ大統領の場合は米国の権力を利用しています。
より米国の利益になるような交渉を今後も行うと言っているかのようです。
今後の株式市場
今後の株式市場ですが、今まで通り経済は貿易戦争に踊らされるかと思います。
米中貿易協議がまた喧嘩になってしまえば大幅な下落が見込まれるので、大きくポジションを持つことよりも守りの投資で見守ったほうが後々いい結果になるかなと思いました。
株式市場も少しやばい状況に差し迫っているといえるでしょう。
米中貿易協議がいち早く決着をつけてさえくれれば、株式市場も安定した上昇が見込めそうです。
今は非常に危険な時期だと思って株式投資をする必要がありそうですね。
貿易協議による突発的な下落には皆さん注意して投資してくださいね!