
インデックス投資とは通常の株式投資とほぼ変わらないのですが、大きな違いとして投資信託やETFでの取引がメインとなります。
現在インデックス投資は投資の中で流行となっていますが、普通の株式投資と何が違うかは分かりますか?
実は今流行のインデックス投資は株式投資と同じです。
大きな特徴として、インデックス投資は日経平均やダウ、S&P500など全体の株価の指標に投資するため、買った時点で分散投資することができます。これはそもそもこれらの指標が数ある代表銘柄を合わせた数値である為です。
インデックス投資の魅力としては
1.分散投資が少ない資金、手数料でできる。
2.指標に連動した成果が期待できる。
3.ほとんど放置して運用できる。
この3つが主にインデックス投資の魅力です。通常、これらの指標に採用されている銘柄に投資する場合数十~数百単位の銘柄を購入しなくてはいけませんが、投資信託やETFは少額で購入することができます。
また、インデックス投資ではその指標に沿ったリターンを得ることができることも大きな魅力になります。
自分で分散投資する場合はリバランスなどもしなければいけませんが、インデックス投資だけに投資する場合は特に必要ありません。よって、放置しながら資産運用を任せることができます。
平均リターンを確認して投資する
では流行のインデックス投資をすればリターンは見込めるのでしょうか?
答えはNOです。投資をするからには数ある指標の中から厳選して運用する必要があります。
市場規模、将来性、リスク等を必ず確認して投資することを推薦します。よくインデックス投資はいいと耳にしますが、実際は良いリターンをもたらしてくれるであろうものは限られています。
よくインデックス投資であればなんでもする人もいますが、それではリターンは見込めません。
リターンの出る確率の高いインデックスに投資することが最重要となります。
それらは過去のデータを元に選んでいくといいでしょう。放置運用になるわけですから、基本原則は長期投資です。
まず重要なのは長期的なリターンです。リターンがなければいくら流行していても投資する意味はありません。
長期的なリターンが見込めるインデックスを厳選してリスクと向き合いながら投資していきましょう。
インデックス投資は面白くない
インデックス投資をメインにする場合はその退屈な日常を乗り越えなくてはいけません。
毎日確認するのもいいですが、あまり確認しすぎると売却したくなる時が多々あるかと思いますのであまりオススメはしません。
僕自身も投資金の半分以上はインデックスで運用していますが、かなり退屈です。特に投資が好きな人からするとすべて自動というのは面白くないものです。
しかし、将来的に素晴らしいリターンが来ると信頼しているものに投資をしているのでぐっと我慢することができます。面白くない投資が面白いほどの利益を生むのかもしれませんね。
実際過去のリターンでいうとダウやS&P500などはかなり優れた成績を残しています。インデックス投資がどれだけ面白くないか例えるとジェットコースターを楽しみにして遊園地にわざわざ行ったけど点検で乗れない時くらい面白くありません。
ですので僕は6割程をインデックス投資、あとの4割を自分が興味ある分野の外国銘柄に投資しています。
ちなみにこれから投資していきたい分野は1.ゲーム2.ホテルや予約サイト3.航空関連です。この3つは自分が将来性を感じ、自分に関係のある分野です。
こういった自分の興味のある銘柄も少し混ぜると楽しくなってきます。
インデックス投資はその退屈さから、すぐに売却してしまったり、積立をやめてしまいがちですが我慢強い人にはそれ相応のリターンがきたいできるというものです。
投資初心者で勉強が苦手な人には最高
インデックス投資はものすごく簡単で、ただ積み立てていくだけの投資なのでだれでもできます。
投資初心者の人は米国の指標に連動したものを買っておけばそれなりに安心です。特に多くを勉強する必要もなければ、放置でもいいのでリターンがほしいけどあまり深くは勉強したくないと思う人には最高の投資となるのではないでしょうか。
下手なアクティブファンドよりもリターンが期待できます。しかし、投資初心者の場合、どちらかというと日本や新興国は避けたほうが無難です。
日本はリターンの期待値が低い。新興国は市場規模が小さく値動きが激しいためです。
そして一番重要なことは買い続けることです。それなりのリターンを期待できるものは絶対に売却せず、買い続けた方が良い事は過去のデータから明らかです。含み損が出ても関係ありません。
信じて買ったならよっぽどのことがない限り買い続けましょう。
下落相場では積立額を2倍にするのもあり
インデックス投資では安値でたくさん買うことで将来のリターンをふやせる可能性があります。
ダウやS&P500の場合は特にです。ちょこちょこ一気買い派と積立派に別れますが、一気買いの人はそもそも安値を狙っています。
積立派は平均値を狙いますが、上昇相場ではどうしても高値づかみする可能性もでてくるため、下落相場で積立額を2倍に増やす方法もあります。そうすることでリターンを多めに取れるかもしれません。
下落相場で積立額を2倍にした場合下落が続いている間はマイナスが増えてしまいますが、上昇相場になれば、リターンを増やすことができます。
あくまで、上昇相場になればの話ですが。
大事なのは流行に惑わされないことです。投資信託では様々なものが流行してはまた別のところに流れを繰り返しています。
そんなことをしていては利益は見込めません。
このようにインデックス投資といっても、結局将来性のあるものに投資をすることが大事になってきます。
数ある中から選ぶという点では特に変わりはありませんが、分散投資が気軽にできて分かりやすいのは長期投資においてメリットが大きいですね!
必ずしもインデックス投資をすることはないですが、安定したリターンを求めながらも勝負していくのがいいかもしれません。