
どうもmr.stockです。
さて、長きに渡って成長してきたS&P500ですが最高値を更新するごとに、今は高値だから買わないほうがいいと言う意見が後を絶ちません。
しかし、S&P500に現在のところ投資することを拒む原因は見つかりません。
今回はその理由を皆さんにシェアします。
米国が不動の地位を維持している
さて、S&P500は米国の指標になりますが米国はずっと世界のリーダーとして君臨し続けています。
株式市場はすでに米国に支配されており、米国の景気が世界に影響することは言うまでもないでしょう。
事実日経平均も米国の動きを常に監視しているかのような動きになっています。
さらに世界の巨大企業は米国に集中しており、今後米国で大きな戦争がない限り、米国が世界一という不動の地位が変わることはないでしょう。
また、数々の企業が米国に進出するためS&P500を含めた米国の指標が長期的に衰退することは考えにくいと言えます。
万が一衰退するようなことがあれば、それは世界的に見ても大問題になるでしょう。
世界一の国が米国である限り、株式市場は米国中心に回っていきます。
大きな市場に小さな市場は合わせる形になるのです。
S&P500は常に最高値を更新している
株の基本は安く仕込んで高く売ることです。
そのため、S&P500が高値を更新すれば株の基本を忠実に守る人は「高いからまだ投資しないほうがいい」と忠告してくるでしょう。
たしかにそのとおりです。
最高値で投資しても暴落がくればたちまち意味のないものに変わります。
もちろん暴落後に投資して回復時に利益を得るのは理想です。
しかし、S&P500の成長は現在のところ無限大です。
なぜならS&P500はどんなに暴落があっても、最高値を更新し続けているからです。
結果的にS&P500の場合、暴落はただの調整に過ぎないということになります。
問題はいつ安く仕込めるのか?どれくらいが安値の基準なのか?をだれも分からないことです。
常にレンジ相場の場合ある程度高値と安値は予想できますが、S&P500のように常に最高値を更新している場合は無限大の可能性を秘めていると言えます。
S&P500が高値だから買わないほうがいいと言うのは大きな間違いと言えます。
なぜ高値と判断できるのか?を明確にできないためです。
もしかしたらその最高値がこれから起きる上昇のほんの始めにすぎないとしたら絶好のチャンスを逃すことになります。
いつまでも高値を更新し続けた場合、途中参加がものすごくリスクのあるように思えてくるのです。
過去のデータを信用するなら最高値でも投資するべきだとmr.stockは思います。
少なくともあの頃に投資していれば、、、と後悔することはなくなります。
そもそもS&P500はリスクが分散されている
S&P500は数々の企業からなる指標であるために、そもそも暴落にはある程度強いのが特徴です。
様々なセクターがあるために、大きな打撃をもろに食らうことはありえないでしょう。
その分、リターンも限定的だと言えます。
また、指標であるが故に衰退した企業をそのまま残すことがないのもメリットです。
個別株であれば、倒産間際の企業でも気づかず保有している人もいるでしょう。
しかしS&P500はそのような企業は排除され、あらたに追加されます。
このようなリスク管理を自動的にしてくれるのはS&P500に投資するメリットでもあります。
唯一リスクとなりうるのは構成が100%株式であることだけです。
自分にとって最適な投資配分をS&P500に振り分けることがなによりも大切です。
S&P500は米国の景気を表す指標でもあるため、万が一大暴落が起きる場合は事前になにかしらのサインがあると思います。
そのため、S&P500の価値を模索するよりもそのようなサインを読み取る事に徹した方が良いでしょう。
まとめ
S&P500には数々の暴落を乗り越えた歴史があり、米国が株式市場の王者である限りは今後も伸び続ける可能性が高いと思われます。
しかし、暴落があることは事実でありそのサインを読み取る力を身につける必要もあります。
最高値を更新したからといって投資を諦めるのは、判断としては軽率かと思います。
最高値であることに不安を感じることも分かりますが、景気が伸び続けている間は投資をしても何ら問題はないかと思うので、皆さんも一度S&P500に再度目を向けてみてはいかがでしょうか?