
どうもmr.stockです。
その際、長期投資であるが故に大きな利益が見込めない銘柄の特徴があります。
長期投資をするにあたって企業の成長性を見極める必要がありますよね。
今回は長期投資におすすめできない銘柄の特徴を皆さんにシェアできればと思います。
限界のあるハードウェア販売
長期投資でおすすめできない銘柄として、ひとつ上げるとしたら真っ先にハードウェア販売企業は除外すべきだと言えます。
長期投資で数十年持ち続けて大きな利益を狙う場合、ハードウェアを製造販売している企業はライバルが出やすい為です。
もちろん、どんな業種にもライバルは現れますが、特にハードウェア製造販売企業はデザインや、流行、技術の問題等が山積みになりやすいと言えます。
そのような銘柄は数年単位の短期的な投資では利益が見込めますが、長期投資ではおすすめできません。
10年前まで日本の家電製造企業が花を咲かせていましたが、現在はその流行は廃り、技術的にも海外企業に押されている現実があります。
これからの時代、長期投資ではこういったハードウェア企業は避けて、できる限りオンライン上で販売や動作が完結する銘柄を選ぶと良いでしょう。
オンライン上で完結する企業は、どこへでも販売が容易で、機能の追加やデザインの変更がハードウェア企業よりも簡単という特徴があります。
この時代の流れには逆らえませんから、これからの時代にあった銘柄選択に切り替えることをおすすめします。
拡張性のない事業は長続きしない
長期投資では拡張性のない事業を行う企業への投資はおすすめできません。
言い換えれば永続性がない企業への投資です。
永続性のない企業の特徴は多数あります。
たとえば、法律によって規制される恐れのある事業や、独自性のない事業、他事業との関連付けが難しい企業などです。
特に他事業との関連付けが難しい企業は永続性が危ぶまれます。
たとえば、グーグルのように検索→広告→ゲーム配信や動画広告→検索機能のついた家電→など他業種との関連付けがしやすい企業は長期投資にはおすすめです。
このように、もし一つの事業が衰退したとしても、他の事業が生き残る可能性が極めて高い企業への投資は長期投資向きと言えるでしょう。
たまに、新規事業で全く別の分野に挑戦する企業も見かけますが、やはり自社のサービスに関連付けしたものの方が、ノウハウが活かせるので広がりやすいと言えます。
依存度の低い商品はいずれ誰もほしがらない
消費者や企業が何かに依存することで、この世の中のお金は回っています。
例えば生活必需品はほとんどの人が長い間同じものを使います。
当たり前のようにみんなが購入していくものは依存度が高いと言えるでしょう。
対して依存度の低い商品を販売している企業へ長期投資する場合は注意が必要です。
これから先、みんながその商品やサービスを使い続けるのか?という事を考えることをおすすめします。
万が一なにも強みが見つからない銘柄の場合は長期投資にはおすすめできません。
長期投資では大きな利益を狙いますから、生きてる間に衰退するような銘柄に投資するのは辞めておきましょう。
僕の場合はゲーム関連銘柄に投資をしていますが、これも生活必需品と同じように、依存性の高い業種です。
一つのタイトルが気に入れば、毎回最新版が発売される度に購入してしまいます。
このような銘柄に長期投資することはおすすめできます。
独自性のない商品やサービスは買収の評価に値しない
企業間では、買収をすることがよくあります。
買収される企業というのは他社が求める独自性があることが大半です。
たとえばサービスがずば抜けて優れていたり、企業のブランディングがうまい、素晴らしい技術とアイディアをもっているなどです。
あなたが、もし買収するならどのような企業か?を頭に入れて投資する必要があるのです。
そのため、買収に値しない銘柄を長期投資することはおすすめしません。
独自性のない企業は、いずれ衰退し身売り先も見つからないため倒産する危険があるのです。
たとえばフェラーリが身売りするなら誰でも欲しがるでしょう。
フェラーリは独自性があり、車体自体の値上がりも期待できるからです。
長期投資する銘柄を選ぶときは必ず、企業の商品やサービスが今後価値を維持できるのか?独自性があるのか?を見極めるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
なんとなく銘柄を選んで購入していた人もいるかもしれませんが、それでは長期投資で当たりを引く確率が大幅に下がってしまいます。
そのため、永遠に保有して利益を生み出してくれる企業を厳選して、投資していきましょう。
今回は長期投資でおすすめできない銘柄をシェアしましたが、これはあくまで僕の価値観です。
投資ではあなたが絶対にいいと思える銘柄を選ぶようにしましょう。
そのための参考として見ていただけたらと思います。